■MICRO[HOME MADE 家族]のメッセージ
2011年3月11日に発生しました、東日本大震災によって、お亡くなりになった方々の
ご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
その日、ぼくも東京で地震を体感し、その後ニュースから流れる余りにも悲しすぎる映像を見て、
居ても立ってもいられない気持ちになり、メンバーのKURO、U-ICHI、その他たくさんのスタッフの賛同を得て、
このプロジェクトを立ち上げることになりました。
「ぼくらが今できること」様々な所で聞かれる言葉です。すごく大変な目に合われている方々を
助けるのは当たり前の事だけれども、具体的にどうしたら良いか?
「一度も会った事のない人たちの為だけど、それでも何かをしたいと思うが、どうしたら良いのだろう」
「何かしたいけれども学生なので、自分に何が出来るかわからない」といった
ファンのみんなの声も多く寄せられていました。
ぼく自身も「何が出来るのだろうか?」と言う問いかけに答えが出せずにいた中、
かねてから親交のあったタレントの矢野きよ実さんが呼びかけていた名古屋での街頭募金活動に、
盟友のSEAMOさんとともに参加させて頂きました。
被災地からは遠く離れたこの東海地区の方々が、この度の震災をどのように捉えていらっしゃるのか?
半信半疑のまま始まった人生初の募金活動では、小さな子供たちからお年寄りの方まで本当に多くの皆さんが、
自分たちの小さな力が少しでも大きな何かに繋がるようにとの想いをお持ちであること、
そしてアーティストである我々が大きな声を発することで、それが更に大きな力に変えられる可能性を
秘めているということを強く実感しました。
今回のイベントは誰でも参加できるようにと、入場料を2,000円に設定させて頂きました。
中学生のお小遣いでも参加出来るように、まずは行動を始めて欲しいという想いからです。
たくさんのアーティストやタレント、スタッフの皆さんの協力で、その収益の全てを名古屋市を通じて
中央共同募金会に“義援金”として寄付させていただくことが決まっています。
このイベントに参加することが被災地の復興に役立つのです。
しかしこれから被災地が復興するのにどれぐらいの年月が必要なのか、ぼくには想像もつきません。
どれぐらいのお金が必要なのか検討もつきません。
ただきっとどれぐらいあっても足りないぐらいのお金が必要なんだろうと思っています。
そのために少しでも多くの“義援金”を被災地に届けたいという想いです。
イベント会場には募金箱も設置させていただきます。
今ミュージシャン、タレントであるぼくらが被災地に対して出来ることは、
全力で皆さんの心を震わせるような音楽や想いを発信することです。
そしてその想いに共鳴した皆さんの気持ちを現地に届ける事は、とても大切な使命の一つだと信じています。
当日は全ての出演者が最高のパフォーマンスを披露してくれるはずです。
入場料以上の何かを感じてくれた皆さん、気持ちやお金に少しでも余裕のある皆さんは、
ぜひ募金活動にもご協力ください。
この趣旨をご理解して頂き、一人でも多くの方がこのイベントに参加してくださることを願っています。
ぼくらのアーティストパワーを育んでくれた「東海の力」は、必ず被災地の皆さんに元気として
届くと信じています! 共に届けましょう「東海から元気を!!」
2011年4月 MICRO(HOME MADE 家族)